俺が高校を卒業して上京してからも母のアルコール発作は変わらなかった。
母がお酒を飲むとすぐに妹から電話がかかってきた「お兄、おっ母がまたやったぞ〜」って。
俺は何もできないし、「もう知らないし、どうでもいい」っていう状態だった。
だけど俺は長男だし、「なんとかしなきゃな」っという思いはいつもあったよ。
妹からの電話はいつもイヤだったなぁ。
相変わらずお酒を飲むたびに母は父に殴られてるようだった。
やがて弟が結婚して家を出て、家は両親、祖父母、妹の5人なった。
そんなある日、また妹から電話がかかってきた「お兄、今回はかなりヒドイぞちょっと帰って来てよ。」
ちょうど俺がUインターでデビューした次の年の1992年ぐらいだったと思う。
当時はインターネットはまだなかったが、いろいろ調べてなんとかアルコール依存専門の病院が見つかって、初めてそこに連れて行く為に実家に戻った。
それは母がアル中になってから約10年が経っていた。
よしこれでアル中が治るぞっと思い、スゴく期待したよ。
つづく。
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